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予定が続く週に、十分だけ空けておく

空いた時間まで、つい用事で埋めてしまう。移動や片づけの時間も含めて、予定を見直してみます。

くらしと心の道しるべ · 公開日

授業が終わったら委員会へ。仕事が終わったら買い物へ。カレンダーの予定だけを見ると、どれも間に合いそうです。それなのに一日が始まると、いつも少し走っている。着いたばかりなのに、もう次の出発時刻が気になっています。

予定の名前と名前の間には、かばんに物を戻す時間も、靴を履き替える時間もあります。その小さな時間を、白いところに少し戻してみませんか。

用事の前後にある時間も、予定の中に入れてみる。
用事の前後にある時間も、予定の中に入れてみる。

一つの用事を、帰ってくるところまで

学校の集まりが三時に終わるなら、教室を出て門まで歩く時間を。打ち合わせなら、終わったあとでメモを整理する時間も。「終わり」の場所を少し先へ動かしてみると、次の約束を入れやすい時間が変わるかもしれません。

家を出る前に持ち物をそろえることも、用事の一部にしてみます。予定が四時からなら、「三時半にかばんを確かめる」と残しておく。時刻が一つ見えるだけで、直前に何から始めるか考える手間が減ります。

十分あっても、新しい用事を足さずに

少し空いた時間があると、メールをもう一通、洗い物をあと少し、と詰め込みたくなる日もあります。そんなときは、「この十分は次へ行くために使う」と、いったん決めてみても。

水を飲む。荷物を持ち直す。行き先を確認する。あわただしくなりがちな日ほど、小さな動作の時間が必要になります。十分という長さが合わなければ、五分でも、もう少し長くても。普段の移動を思い出しながら決められます。

手帳を選ぶなら、予定の前後にも字が書ける欄の幅を。スマホなら、移動の時間も一つの予定として入れてみる方法があります。今使っているものに一週間だけ書き足してみると、自分に足りなかった余白が見えてきます。

一週間試して、不足していた欄を見つける

まず今の予定表に、「準備」「移動」「片づけ」を用事の前後へ書き足してみます。字が入りきらなかったのか、外で予定表を開けなかったのか、家族と変更を共有しにくかったのか。困ったところによって、選ぶ道具は変わります。

時間の流れを見たいなら、時刻の目盛りがある手帳が候補です。ただし、学校や仕事が早朝・夜まである人は、印刷されている時間帯が自分の一日を含むか確認を。持ち歩きやすさを優先すると書く欄が狭くなるので、普段の三つの予定を書ける広さを目安にします。

変更が多いなら、今使っているデジタルの予定表で、通知や共有の設定を見直す方法もあります。新しい有料サービスを契約する場合は、必要な機能がどのプランに含まれるか、無料期間の後に料金が発生するか、解約の方法まで公式の案内で確認しましょう。まずは今ある機能で一週間試してから。土日の欄や持ち歩き方で手帳を比べる記事にもつながります。

次の場所に着いて、座る前に息をひとつつけた。その十分には、ちゃんと使い道がありました。予定を少し空けることも、今日を過ごすための準備の一つなのだと思います。

あなたの心が軽くなりますように。