暮らしの工夫 / 気持ちを整える
休憩しようと思ったのに、スマホを見続けてしまったら
休み時間がいつのまにか過ぎていた。次の休憩に、少し違う過ごし方を用意するお話です。
あと五分だけ、と画面を開く。短い動画を二つ、三つ。椅子を立つころには、飲みものは冷めていて、休憩時間も終わりそう。「休んだはずなのに、何を見ていたんだろう」と思うことがあります。
好きな動画を楽しめた日もある。今日はただ、見終わったときの感じが、自分のほしかった休み方と少し違ったのかもしれません。次の休憩には何があるとうれしいか、そこから考えてみませんか。
休憩の前に、してみたいことを一つ
窓を開けて外の空気を感じたい。温かいうちにお茶を飲みたい。何もせず、椅子の背にもたれていたい。大きな予定にしなくても、そのくらいなら一回の休憩に収まりそうです。
次に席を立つときは、画面を開く前にコップを持ってみる。充電する場所が別にあれば、そこへ置くのも一案です。必要な連絡を待っているなら、音の聞こえる場所に。生活の都合に合わせて、少しずつ試せます。
窓の外に目を向けたら、隣の家の洗濯物が風で揺れていた。そんな、とくに役立つわけでもない景色を見て、過ごす時間もあります。何かを得てから戻ろうと、決めなくても大丈夫。
五分を知らせるものも、好みに合わせて
時刻を確かめるたびにスマホを開くなら、壁の時計が見える席で試してみます。すでに腕時計があるなら、机に置いても。タイマーを使いたい人は、音が周りの人を驚かせないか、止めやすいかも選ぶ目安になります。
ただ、時間を細かく区切ると急かされる人もいるでしょう。その場合は「この一杯を飲んだら戻る」くらいが合うかもしれません。休憩の長さに約束がある場所では、その時間の中で、自分に合う目印を選んでみてください。
タイマーは、知らせ方と操作の手数で比べる
図書館や教室、静かな職場では、音量だけでなく、音を消して使えるかを確かめます。光で知らせるものなら普段の席から光が見えるか、振動で知らせるものなら手元で気づける使い方かも確認したいところです。消音時に何で終了を知らせるかは、商品ごとの説明を見てください。
休憩ごとに五分を計る人なら、同じ時間を呼び出せるか、開始と停止が分かりやすいかが比較の手がかりになります。残り時間を何度も見ることで落ち着かなくなる人は、目盛りの多さより、終了だけを知らせる使い方ができるかを。時間を細かく区切らない休憩も、もちろん選べます。
まずスマホにあるタイマーを設定し、画面を伏せて二、三回の休憩で試す。その操作のたびに別のアプリを開いてしまうことが不便なら、専用のタイマーを比べる理由ができます。買う場合は、付属する電池やケーブル、電源の取り方も一緒に確認しましょう。
次の休憩も、うっかり画面を眺めることはあるでしょう。それでも、今日はお茶をひと口、温かいうちに飲めた。そんな違いを一つ覚えておけたら、それで十分な日もあります。
あなたの心が軽くなりますように。